第7回 ボルボの映画

優れた映画では脇役のクルマも輝いて見えます。「ボルボ・オン・ザ・スクリーン」はそんな「映画の中のボルボ」をご紹介。第7回は2003年のミュージカルコメディ映画「School of Rock」です。
スクール・オブ・ロック
2003/アメリカ
原題:School of Rock
監督:リチャード・リンクレーター
出演:ジャック・ブラック、ジョーン・キューザック、マイク・ホワイト
脚本:マイク・ホワイト
Time:1h.48
PG-13
自分勝手なデューイ(ジャック・ブラック)はバンドを追い出され、ルームメイトのネッド(マイク・ホワイト)からは家賃の支払いを迫られる。金策に困った彼はネッドになりすまして、名門私立学校の代用教員に。しかし優等生の生徒を前にデューイが出来るのは「自習」か「放課」だけ。頭の中には再びバンドを結成してステージに立つことしかない。そんなある日、音楽の授業を覗いたデューイは、生徒たちの音楽の才能に気付き・・・・。
主演のジャック・ブラック
1969年にサンタモニカで生まれたジャック・ブラックはUCLA(カリフォルニア大学・ロサンジェルス校)で演技を学び、この頃から俳優・監督のティム・ロビンスの下で俳優のキャリアを築きます。一方、人気の点ではコミックバンド「テネイシャスD」のミュージシャン/コメディアンとしてテレビ出演する姿が先行しました。
俳優として注目を浴びたのは「ハイ・フィデリティ」(2000年 ジョン・キューザック主演)の脇役であるロックオタクのレコード店員。続いてファレリー兄弟のコメディ映画「シャロウ・ハル」(邦題「いとしのローズマリー」 2001年)でグイネス・パルトロウを相手に初主演。続く「オレンジ・カウンティ」(2002年)での脇役も高く評価されました。
ジャックのために書かれた脚本
「スクール・オブ・ロック」は「オレンジ・カウンティ」の脚本を書いたマイク・ホワイトが、近所に住んでいたジャック・ブラックのために書き下ろしたもの。監督は「スラッカー」(1990年)、「ビフォア・サンライズ」(1995年 邦題「恋人までの距離」)などで才能を評価されていたインディーズ出身のリチャード・リンクレーター。校長のマリンズ役には俳優一家出身のジョーン(Joan)・キューザック("John"・キューザックの姉)。デューイの気弱なルームメイトは脚本のマイク・ホワイトが演じています。
子供だけでなくデューイも成長
この映画は米国の厳しいレイティング(年齢制限)をクリアするためセリフや描写は控えめですが、スタッフらの「"キュート"な映画には絶対したくなかった」というこだわりが、独特の雰囲気を出しています(結局PG-13になってしまいましたが)。レッド・ツェッペリン、ザ・フー、クリーム、ラモーンズ、AC/DCなどのロックの名曲も楽しいところです。
子供たちを送り迎えする親たちのクルマはメルセデス・ベンツやポルシェ911(996型)など高級車ばかり。中でも一番多いのがボルボ車です。XC70やV70に混ざって、ザックの父親が乗るのは最新のXC90。ただ、いくら米国で人気のボルボでもこれは多過ぎで、おそらくプロダクト・プレイスメント(製品を映画の中で登場させる代わりに制作費などを負担する広告の一種)と考えられます。
「XC90といえば北海道の試乗会に参加した時のことが忘れられません。広大な自然の中で、高音質オーディオシステムを試していたのですが、目の前には少し見下ろすような視点で北海道の原野が広がり、その中で自分は走る音楽ルームの中にいるような、あるいは自分のための空間がどこまでも広がっているような、不思議な感覚を味わいました。ぜひあの時の感激を多くの方に体験していただきたいと思います」
(ボルボ・カーズ岡崎店長 神谷)
登場時間:15分経過/XC70、44分経過/XC70とXC90、1時間20分経過/XC70、V70、V40、1時間43分経過/V70
VOLVO XC90(2002〜)
●全長4800mm×全幅1900mm×全高1780mm●7人乗り●直列5気筒DOHCターボ・2521cc(209ps、32.6kg-m)●駆動方式:電子制御4WD ※画像、スペックは2003年発売の日本向け標準グレード
text by Kay Niwa, DAYS co.
produced by VOLVO CARS CHIKUSA, TENPAKU, OKAZAKI, CHITA-KARIYA
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VOLVO 780 (1985〜91年)


