第2回 ボルボの映画

更新日:2003/3

VOLVO on the screen

映画の中でカッコいいのは俳優だけじゃありません。丹念に作られた映画ほど、脇役や小道具が輝いて見えます。もちろんクルマもその一つ。「ボルボ・オン・ザ・スクリーン」はそんな「映画の中のボルボ」をご紹介します。第2回は99年のアメリカ映画「The Sixth Sense」。

<写真>シックス・センス
1999/米
原題:The Sixth Sense
監督・脚本:M. ナイト・シャマラン
出演:ブルース・ウイリス、ハーレイ・ジョエル・オスメント、トニ・コレット、オリビア・ウイリアムズ
Time:1h. 47 minuits
PG-13(13歳以下は親の同伴が推奨されています)

ストーリー

舞台はアメリカ東部の街、フィラデルフィア。奇怪な発言や行動をとる孤独な8歳のコール・スィアー(ハーレイ・ジョエル・オスメント)が、母親(トニ・コレット)と共に児童精神科医クロウ(ブルース・ウイリス)のもとにやってきます。コールは徐々に心を開き、 誰にも言えなかった秘密をクロウに打ち明けます。

解説

邦題は「シックス・センス」ですが、原題は「シックスス・センス(第6感)」。低予算ながら、優れた脚本、演出、演技陣に恵まれ、興行的にも作品的にも大成功しました。ハーレイ・ジョエル・オスメントは「A.I.」(01年)のほか、「フォレスト・ガンプ」(94年)で名子役ぶりを発揮しています。

インド出身、フィラデルフィア育ちのナイト・シャマランはこれがメジャー2作目。シンプルな演出やセリフに才能を見せます。家族愛や夫婦愛を描くことで、この映画を感動的なものとしました。

登場するのはボルボ245

物語の終盤、コールが自分の秘密を初めて母親に打ち明けるのが、渋滞の列に並んだ古いボルボの車内。グリーンの245は少々みすぼらしく、母一人、子一人の家庭が決して裕福でないことが分かります。しかし、二人の間に交わされる会話はすばらしく愛情豊か。涙なしには見られません。このシーンにはこのボルボ以外、どんなクルマも似合わないように見えるから不思議です。

登場時間:1時間 31分

ボルボ245とは?

140の後継車として74年にデビューしたのが240シリーズ。エステートは当初、245と呼ばれました(5は5ドアの意)。約20年にわたって生産されたロングセラーで、ボルボを代表する名車です。

「乗るととても重厚な感じがして、それでいてなぜかホッとする、不思議な魅力を持つクルマです。最近は若い方からよく問い合わせがありますね。私自身、コンディションの良いものがあれば欲しいと思う一台です」
(ボルボ・カーズ岡崎店長 神谷)

VOLVO 240/245 (1974〜93年)

<245写真> ●全長4785×全幅1715×全高1500mm●直列4気筒OHC・2316cc(115ps)●駆動方式:FR●当時の価格:425万円(諸元は92年 240ワゴンGL、写真は83年245 北米仕様のもの)

※245の画像は、米国在住のMr. Andre Shoumatoffさんが製作したサイトから、許可をいただいて使用しています。
text by VOLVO CARS CHIKUSA, TENPAKU, OKAZAKI

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